Panasonic ideas for life

Japan

サイト内検索

ここから本文です。

楽しみをひろげる「Blu-ray Java」

映画ソフトに代表される市販のBD-ROMソフトには、映画本編はもちろん、メニュー画面、複数の字幕・音声、さらに特典映像・・・と、様々なコンテンツが盛り込まれています。

パナソニックは、そのマスターディスクの編集制作のフィールドでも多くのノウハウを有し、DVDの時代から、数々の名作映画のソフト化に貢献。ハリウッドの映画スタジオ各社から、高い評価をいただいています。

そして今。BD-ROMソフト編集の現場では、
どんな最新技術が使われているのか。
映画・映像ファンには、どんな新しい楽しみが待っているのか・・・。

当社のディスクコンテンツ編集のプロ、大蘆(おおあし)雅弘に聞きました。

「オーサリング」とは?

映画本編以外のコンテンツについての編集作業を「オーサリング」と呼んでいます。具体的には、ディスク全体の構成を企画し、必要な画面をデザイン・制作して、市販するソフトのマスターを完成させる作業となります。

パナソニックでは、米国のパナソニック ハリウッド研究所(PHL)のほか、東京の六本木に「パナソニック オーサリングセンター六本木」を設け、1996年からDVDのオーサリングサービス事業を行っています。Blu-ray Discについても、BD-ROMオーサリングの最新設備を導入し、2006年の夏からサービスを開始しました。

Blu-ray Discのオーサリングに欠かせない技術とされる、Blu-ray Java™(ブルーレイ・ジャバ)について教えてください。

Blu-ray Java™とは、もともと世界標準技術として活用されているJava(ジャバ)というプログラム言語を、Blu-ray Disc規格のために展開させたものです。Blu-ray Discのソフトを制作する際に、この技術を用いることで、DVDでは不可能だった拡張性の高いメニュー画面や高付加価値な特典映像などが制作できます。Blu-ray Java™の主要技術は、Java応用の分野において、すでに多くの実績があるパナソニックが開発しました。

具体的には、どのような画面が楽しめるのでしょうか。

色や動きなど豊かな演出が施されたメニュー画面やポップアップ画面、シーンや台詞の検索、2通りのストーリーを選択できたり、またシューティングゲームなども楽しめます。見たいシーンだけをつなげて見ることもできます。例えば、好きな俳優が登場するシーンだけを見るとか、戦闘シーンで自分もシューティングゲームで参戦するとか、DVD時代のコンテンツをはるかに超える、多種多彩な楽しみ方ができるようになります。

残念ながら、実際の画面をここでお見せすることは難しいのですが、ぜひ店頭などで、BDソフトの映像の美しさのみならず、メニュー画面をご覧になってみてください。

作る側からすると、大変な作業にはなりませんか?

Blu-ray Java™は新しい技術ではありますが、既存の編集工程に上手く溶け込めるよう開発されています。これまでDVDのオーサリングをしてきた人たちは、慣れ親しんだ手順でBlu-ray Discのオーサリングもすることができるのです。

Blu-ray Discの制作工程

Blu-ray Discの制作工程

手馴れた制作環境で、さらに高度な画面づくりにチャレンジできるわけですね。

そうです。Blu-ray Java™ならではの高次元的なグラフィック機能を用いて、これまでになかったコンテンツを手がけていただくことができます。そういう意味でBlu-ray Java™は、非常にクリエイティブ魂をくすぐられる要素になってくるかと思います。Blu-ray Discは、ご家庭でHD画質を楽しんでいただくための技術が満載の規格ですが、このように、シンプルな手順でより高度な結果が生み出せたり、著作権保護の機能が充実しているなど、いわば「ソフトを創る側」の立場のことも考えて開発されているのです。

字幕も非常に綺麗ですね。

Blu-ray Java™では、字幕や音声のための容量も増やしました。これまで2ヶ国語で精一杯だったコンテンツも、3ヶ国語、4ヶ国語・・・とまとめて1枚のディスクに収めることができるようになります。

最後に、ユーザーの皆様に一言お願いします。

パナソニックは、デジタルコンテンツのオーサリング技術にかけては、業界有数のノウハウを持っています。そのアドバンテージをフルに活かして、これからもHD画質のソフトを作っていきたいと思います。

今、Blu-ray Discソフトを再生できる機器が、徐々に増えつつあります。その勢いに乗る形で、BD-ROMディスクの映画タイトルも各社から次々と発売されていきますので、どうぞ楽しみになさっていてください。