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商品づくりへの提案
わたしたちは、パナソニックグループの開発部門とともに商品の検証を行っています。また、その結果をもとに、リサイクルしやすい商品づくりのための提案を重ねています。
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「リサイクルしやすい」商品づくり

リサイクルしやすい商品とは、商品の解体や素材の取り出しにコストや手間がかからない商品のこと。つまり、新商品を設計する段階から「捨てた後」のことがよく考えられている商品のことです。

たとえば、古いモデルのテレビに使われているネジや部品の数は、現行モデルのなんと倍以上。たくさんの部品で複雑に組みたてられた商品ほど、分解する時には余分に時間がかかります。また使われている材料の種類も多く、素材を分別するのにも手間がかかってしまいます。

1983年と2003年のブラウン管テレビを比較すると、2003年のテレビは部品点数や使われている素材の数が少なく、しかも丈夫で長持ち。古い商品よりも早く、確実にリサイクルできるよう設計されているのです。

比較的新しい薄型テレビでも、発売当初に比べると、解体時間は大幅に短縮されています。

「百聞は一見にしかず」の実証実験

リサイクルしやすい商品をつくるために、パナソニック エコテクノロジーセンター(PETEC)は「解体実証活動」を行っています。解体実証とは、パナソニックグループの商品開発技術者をPETECに招いて、担当している家電の解体作業やライン作業を体験してもらうこと。開発に携わる技術者たちが、リサイクルラインでの解体作業の大変さや難しさを知るためには、とにかく「百聞は一見にしかず」です。PETECの話を伝え聞くだけではなく、身をもって実感することが大切なのです。

こうした地道な活動を通じて、開発技術者のリサイクルに対する意識は変わりつつあります。各技術者は、解体実証活動の結果を持ち帰って、新しい商品開発のために生かしています。PETECのリサイクルは、「商品から商品へ」がコンセプト。だからこそ、PETECの知識や経験はパナソニックグループ全体で共有し、モノづくりにも積極的に生かしたいと考えています。

ごみゼロのリサイクルを実現するための試みは、新商品をつくる前からすでに始まっているのです。