創エネルギー商品
創エネルギーの取り組み
当社は、CO2削減貢献量の最大化に向けて、「創エネルギー」事業を積極的に進めています。必要な電気をCO2排出量の少ない方式で発電する太陽光発電システムと家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを社会に提供することで、CO2排出量を低減します。
2010年度の創エネ商品によるCO2削減貢献量は190万トンでした。そのうち約99%は太陽光発電によるもので、地域としては主に日本、欧州、北米の3地域でした。 今後も創エネ商品の技術革新を続けるとともに、グローバルに事業拡大を図り、2011年度に300万トン、2012年度には330万トンのCO2削減貢献量へと拡大させることをめざします。
- ※1 中国およびインドを除くアジア大洋州地域は販売量の減少によりCO2削減貢献量がマイナス値となるため、またインドおよび中南米地域は未販売のため、上記グラフには含めない
太陽光発電システム
住宅用太陽光発電システム
HIT ®230シリーズ
太陽光発電システムは、光電変換の半導体を利用して太陽の光エネルギーを直接電力に変える発電装置です。発電量は季節や天候、時間帯の影響を受けますが、化石燃料を燃やして電気をおこす火力発電とは異なり、発電時にCO2や排気ガス、燃えカスなどを全く排出しないという特長があります。
当社グループが事業展開する太陽光パネルHIT®※2は、発電効率が高く、単位面積当たりの発電量の高さ、省スペース、軽量性に優れ、狭い屋根でも十分な発電が可能なことから、2011年2月、英国のガス・電力会社のブリティッシュガス様とパネル供給契約を結ぶことができました。また2011年3月からは、発電ロスと電流の抵抗ロスをともに低減し、住宅用の太陽光発電モジュールとして世界最高水準※3のモジュール変換効率17.9%を実現した住宅用太陽光発電システム「HIT®230 シリーズ」の販売を始めています。
- ※2 HIT®(Heterojunction with Intrinsic Thin-layer)Heterojunctionはアモルファス(非晶質)と結晶との接合を表し、Intrinsic とは真性= i 型半導体、Thin-layer は薄膜の意味
- ※3 量産型の住宅用太陽光発電システムにおいて。2011年1月時点(当社調べ)
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは、都市ガス(天然ガス)の主成分であるメタンから取り出した水素と空気中の酸素を電気化学反応させて電気をつくると同時に、反応時に出る熱でお湯を沸かすことができる、高い発電効率と省エネルギー性を兼ね備えたシステムです。
当社は2009年5月に、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」を、日本のガス会社様より世界に先駆けて一般販売を開始し、2011年1月末までに累計約5,000台を出荷しました。また2011年4月からは、世界最高※4の定格発電効率40%(LHV※5 )を達成するとともに、システム構成の簡素化と基幹部品の小型化により、低価格化と業界最小※4の設置スペースを実現した新モデルの販売を開始しました。
- ※4 家庭用燃料電池コージェネレーションシステムにおいて。2011年2月9日時点(当社調べ)
- ※5 Lower Heating Value(低位発熱量基準):燃料ガスを完全に燃焼したときの発熱量から水蒸気の凝縮潜熱を差し引いた値

