まるごとエナジーソリューション
家まるごと「CO2±0(ゼロ)」
経済成長や世帯数の上昇にともない、家庭部門からのCO2排出量がますます増加することが懸念されます。くらしに密着した製品を数多く提供している当社だからこそ、機器単体から家そのものまで、トータルでのCO2排出量削減に取り組む「家まるごと」ソリューションを実現できます。
家まるごとでのCO2削減は、「創エネ」、「蓄エネ」、「省エネ」、そしてそれらをつなぐ「エネマネ」の4つの切り口で推進しています。機器使用時の消費電力削減や建物の断熱効果を高める「省エネ」により、家全体でのエネルギー消費量を減らします。徹底的に省エネルギーに取り組んでもなお必要な電力は、CO2排出量が少ない太陽光発電、燃料電池による「創エネ」と、家庭用リチウムイオン蓄電池による「蓄エネ」との組み合わせで供給、そしてこれらをエネルギーマネジメントすることにより、家全体でのCO2排出量を実質ゼロにします。このコンセプトを家まるごと「CO2±0(ゼロ)」と呼んでいます。
家まるごと「CO2±0(ゼロ)」達成のためには、「エネマネ」が重要な役割を果たします。「ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)」による機器の効率的な使用など、家中の機器をつないでかしこくコントロールすることで、家庭からのCO2削減に貢献します。HEMSで中心的な役割を果たすのが、SEG(スマートエナジーゲートウェイ)です。創エネ機器、蓄エネ機器に加え、スマートメーター(通信機能などを備えた電力メーター)、ガスメーター、水道メーターと、家庭内の様々な機器をSEG につなぐことで、家庭内のエネルギーの流れがテレビなどのディスプレイを通じてモニタリングできるようになり、さらに電気と熱の効率的な利用を判断し、生活パターンに応じて機器の最適な使い方をお薦めすることができます。また、機器をネットワーク化することで、機器の電気や熱を制御し、よりエコなくらしを実現します。
エナジーシステム事業の拡大
今後、当社は家まるごと「CO2±0(ゼロ)」の提案範囲をさらに広げ、太陽光発電、燃料電池で世界トップグループのポジションを築くなど、エナジーシステム事業の拡大を通じて、「街まるごと」のエナジーソリューションを世界で展開していきます。日本国内では、神奈川県藤沢市の当社工場跡地に、まるごとソリューションを活用する「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」の構築を推進しています。また海外では、中国とシンガポール両国政府の協力事業「中新天津エコシティー」プロジェクトに(株)日立製作所様と共同で参画しています。
エナジーシステム事業の拡大に向け、2010年度は5,508億円の事業規模を実現しました。2018年度には売上高3兆円を達成し、事業を拡大しながら人々のくらしでのCO2削減に貢献していきます。

