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※過去に掲載された記事になります。内容は公開時のものであり、最新の情報とは異なる場合がございます。
日本の製造技術を守るため、そしてこの世に新しい電気カーペットを生み出すため、松下の開発陣は、新素材「エラストマー」を使ったヒーター部の開発に着手。前代未聞の「薄くて」「広い」エラストマー製電気カーペット。イタリア修行と試行錯誤を経てわずか1年で念願の新商品発売へ。さてこのエラストマー製電気カーペット、スポンジ状ゆえに座り心地が良いばかりではないという。今、その全貌が明らかに!!
さて、そもそもなぜ開発担当の衛藤さんたちが「エラストマー」に目をつけたのか、思い出してみましょう。
もっと座り心地が良いこと もっと清潔なこと もっと省エネであること
そう、これらをすべてかなえてくれる素材だったから!
そんな熱い気持ちをいっぱい詰め込んで生まれた電気カーペットには、「エラストマーだからこそ」の、ユーザーにうれしい特長がたくさんあるんです。
ではお待たせしました。僭越ながら、私、今井ヨージが、ドドーン!と、ご紹介しちゃいましょう!
まずは、「座り心地」。
電気カーペットでせっかく温かいのに、長く座っているとオシリが痛くなる。だから座布団を敷いて座ってる・・・それは、もったいないですよね。
エラストマー製のヒーター部は、その弾力や復元力(凹んだところが元の状態の戻る力)が絶妙に調整された、「心地よい硬さ」(前編でご紹介)になっています。オシリも疲れにくいのに、その厚みはなんと6〜15mm(品番によって違いがあります)。
え?何?もっともっと分厚くしてよ、ですって!?いや、皆さん、この数字、厚けりゃいいというものではないのです。シーズンオフのことをお忘れなきよう!6〜15mmというのは、コンパクトにたたんで、軽く持ち運んで片付けられるようにってことも考えた上で導き出された厚みなんですよー。
そして、ふわふわ心地よい硬さのヒーター部の上に、さらに絨毯をかぶせて座るわけです!適度な長さ(2〜18mm)の毛足の絨毯は、保温性も高く、ふわふわ。ヒーター部と絨毯、ふわふわのダブル効果!私も実物に座ってみてナットク。座り心地だけじゃなく、歩き心地や寝心地、肌触りも気持ちいい〜!この上から離れられなくなりますね、これは。
つぎに、「清潔」であること。
ヒーター部の表面には、備長炭が練り込まれ、かつ防ダニ加工と防水加工までが施されたシートが使われています。そして、ヒーター部の端っこは、上下のシートが熱で圧着されているので隙間ゼロ。油断も隙もありませんね!?
ヒーター部でダニや汚れの対策がされていても、電気カーペットには必ず絨毯が付き物なわけで・・・。ほどよく暖かくなった絨毯なんて、ダニのオアシスと化すはずで・・・。ところがどっこい、松下のカバー絨毯には、ダニの死骸やフンといったアレル物質の活動を99.9%抑制してしまう「アレルバスター」という溶剤が練り込まれているタイプもあります!気合が違いますね!こりゃあ、ますます安心して寝転べてしまいます!
最後のポイント、「省エネ」。
電気カーペットの省エネ対策のポイントは、放熱を防ぐことと、ムダを省くことの追求。なるほど、電気カーペットに端から端まで人がびっしり乗る、なんてシチュエーションは滅多と無く、つまり人が乗っていないのに暖かくなっている部分は、ムダに放熱してるってことになります。この放熱とムダを防ぐアイデアを実現できたのも、エラストマーだからこそ。
皆さん、このヒーター部、よく見ると、表面が凸凹しています。前編でもご紹介しましたが、エラストマーは金型の中で発泡させて作ります。ということは、金型の形によって、カーペットの表面をいろんな形に成形できちゃうんです。これは、布地ではできなかったことです!
サイズ、幅、高さ、間隔等、幾度の試作の結果たどり着いたバランスでもって成形された凸凹は、エラストマーの表面と、カバー絨毯との間に、適度な空気の層を作ります。この空気層が保温と断熱の役目を果たすんです。
さてそこに座ったらどうなるか?答えはイラストを見れば明らか。空気層で保温されていた熱がすぐにお尻に伝わり、さらにオシリで押された箇所だけがよりヒーター部に近づくため、「座ったとこだけ」しっかり暖かくなる、という省エネの仕組みが実現!もともとエラストマーは断熱性が高いので、平らであっても放熱を抑えてくれますが、さらにアイデアを加えて表面をユニークな形状にし、熱のムダをカット!断熱と保温の効果がぐんとアップしたために、ヒーター部の設定温度を少し低めにしても、十分に暖かい!ってことになるんです。
それから、机や椅子など家具が乗っているところは暖めなくてもよいわけで、暖房面積の切り替えは、今や7通りもできてしまうのだそうですよ〜。使っていない部屋の電気は消す、というのと同じですよね。
省エネポイントはまだあります!もっともっと省エネの方がいい!そう思う私達ユーザーの声と、徹底して省エネ設計の電気カーペットを作りたい!という松下さんの思いが一致。さっきご紹介した「座ったとこだけ」に加えて、電気や熱を使うのは「座った時だけ」にしましょ!というアイデアを実現したのがこれ、「ひとセンサ・ナピオン」。カーペットの上に人がいるかどうかを感知して、スイッチのオン・オフや、温度のコントロールをしてくれるんです。
さらに、部屋の温度に合わせてカーペットの温度を制御してくれる、室温センサーもついています!そうなると、部屋が十分暖かいのに、電気カーペットもガンガン暖めている・・・なんていうムダを抑えてくれますね。それはつまり、電気カーペットの上でゴロ寝して、熱くて目が覚めるってこともなくなるってことで・・・(ってことは、ぐっすり眠れて、気づけば朝!?それも困る!?)。こうした省エネの連続ワザで、ワンシーズンの電気代もグッと節約!チャリ〜ンd(¥¥)b
汚れにも強く、ダニもシャットアウト、ふんわり座り心地の良い厚みで、なおかつ軽くてたためるエラストマー。高断熱で省エネ、そして表面の凸凹やセンサーでさらに省エネのエラストマー。こんなに魅力が詰まっているとは、予想をはるかに超えてました!
生産技術担当 衛藤 充宏(えとう みちひろ)さん
開発担当 有馬 聡(ありま さとし)さん
開発企画担当 森川 由隆(もりかわ よしたか)さん
商品企画担当 山田 美波(やまだ みわ)さん
製造担当 森藤 泰次(もりとう やすじ)さん
製造担当 大矢 博史(おおや ひろふみ)さん
皆さん、前編、後編とお読みいただき、ありがとうございました。もうバッチリお分かりいただけたと思いますが、最後に一言!せーの、電気カーペットは「ヒーター部」!「ヒーター部」を見て、触って、選びましょう!以上、今井ヨージがおおくりしました〜。