|
「ボク、コーヒー飲まんよ!」から始まった今回のイズム初取材。
お声をかけていただいたのは大変光栄なことだが、
今回は「コーヒーメーカー」の取材である。
うーん・・・
はたしてこんな僕で良いのか。。。。。
全く興味の無いものから、何を掴み何を発表できるのか。。。
うーん・・・・
無理矢理でもちょっと思い返してみよう
僕のコーヒーの思い出。
 |
 |
 |
 |
 |
 |

おばあちゃんが粉コーヒー飲んでた横で、
砂糖をガッチリ投入しまくった
粉末クリームを飲んでた。
「なんであんな真っ黒いモンを
大人は飲むのだろう」
それがコーヒーに対する
ファーストインプレッション。 |
 |

「コーヒーは眠くならない」というので
ガブガブ飲んだら
頭の回転ではなくて、
トイレの回転が速くなった。
(もちろんすぐに眠った) |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |

彼女が淹れてくれたコーヒー
淹れ方がまどろっこしくて
味どころではなくてイライラする。 |
 |

コーヒー飲みすぎて
情緒不安定になり
「なにこれ?恋?」と勘違い。 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
もう正直に言ってしまうと、
「なんでみんなコーヒーなんか飲むの!?
無理矢理飲んでるでしょ!!!」と思ってるくらい、
コーヒーとは対極の位置の人間なのである。
「コーヒー」の反対語が「ヤマサキ」と言ったら過言であるが
あながち間違いではない。
実際、色も白いしね。

こんなコーヒー音痴に何を取材しろと言うのか。
イズムの方のテイキットイージー具合にも弱ったものだ。
独身36歳。自炊はそこそこの腕、
いっそネタをIHクッキングヒーターに変えていただけないものか。
というか、IHクッキングヒーター1台いただけないものか。
電車にゆられながら、見知らぬ奥神戸の風景は全く目に入らず
重圧、そして少しの新境地への憧れ・・・・
「コーヒーをたしなむダンディな大人になれるかも」的な妄想に
妄想を重ね、妄想しすぎて、地下鉄を完全に乗り間違えながらも
ついに、松下ホームアプライアンス社・クッキングシステム事業部へ
来ちゃいました。




取材現場でお会いしたのはこのザ・4名様!
松下電器産業株式会社 松下ホームアプライアンス社
クッキングシステム事業部 神戸ビジネスユニットの皆さん
 |
 |
 |
 |
 |
 |

回熱開発チーム チームリーダー
|
 |

技術グループ 主任技師
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |

技術グル−プ 調理制御開発チーム
主任技師
|
 |

商品企画チーム
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
   

さて、まず始めに説明しておかねばなりませぬ。
松下のコーヒーメーカーの原点、
その名は「キャリオカ」。
今から28年前の1978年にデビューし、
「家庭のコーヒー文化を変えた」と大ヒットを飛ばした
初代コーヒーメーカー。
「リオの情熱を飲ませたい。」という
曖昧な抽象的なとも取られる
熱いキャッチフレーズで、テレビCMで大宣伝!
そしてこれがめちゃハヤリ。
↑お宝映像公開! 1978年当時の「キャリオカ」のCMだ!
(クリックすると動画を再生します)
しかし僕

(当時8歳)
もちろんそれ以前からコーヒーメーカーは世にあったけども、
日本ではまだ家庭でコーヒーを淹れて飲むなんて、
そんな洒落たことは定着してませんでした。
松下でもすでにコーヒーメーカーは売ってましたが、
海外メーカーの製品が市場を占拠していたんです。
その状況を知った当時の相談役
松下の創業者、松下幸之助さんからドエライ喝が!
「日本の食文化を日本メーカーが牽引せんでどうする!」

開発者たちは、まず美味しいコーヒーの淹れ方を研究。
豆そのものについて、豆に均一にお湯を注ぐ・蒸らす・・・・など、
上島珈琲(UCC)さんなどのコーヒー専門メーカーに修行に行き、
じっくり学びました。
カフェのマスターが手持ちのポットから
ゆっくり円を描きお湯を注ぐ様子。
これをなんとか再現できないものか・・・と
皆で思いあぐねていたところ、ある日、開発者の一人が
日比谷公園の噴水を見て「これだ!!!!」とひらめいた。

それが、「キャリオカ」最大の特徴である「シャワードーム」!
熱されたお湯が下からこのドームに当たり、
お湯はドームを伝って豆全体に注がれるというもの。
それまで、一般的なコーヒーメーカーは、
お湯が一箇所から落ちていた。
これだとコーヒー豆全体にお湯が行き渡らず、
美味しいコーヒーが抽出できなかったんです。
一方、松下製コーヒーメーカーは、電熱で熱されたお湯を
「シャワードーム」に吹き上げて、ドーム状の壁面を伝ったお湯が
シャワー状に落とされる仕組み。
おかげでコーヒー豆全体がお湯を浴び、
均一なコーヒー抽出が可能になった!
ちなみに当時の「シャワードーム」は透明で、
お湯が「ポコポコッ」と出てくるさまが「見た目にも楽しい」と、
お客さんに大受けしたそうな。
一大キャンペーンで商品は飛ぶように売れ、
「キャリオカ」は国産コーヒーメーカーのパイオニアとなった
(店頭では、取っ手つきの「お持ち帰り用」パッケージが
市場初登場)。

家庭でコーヒーを楽しむ人がドンと増えて、
市場の拡大にも大きく貢献した!
「そして、これがこの春発売される新製品です!」と、
船藏氏が見せてくれたモデル・・・それは!!
ほほー、これはこれは・・・って!!!!

ジャーン!!!
1978年製のんと、見た目ほっとんど変わってないやん!!!
そうなのです。松下のコーヒーメーカーは、
当時に完成されすぎて変えようが無いのです。
「美味しいコーヒーを煎れるためのハード設計が優れているので、
大きく変える必要がないんですよ」
ガガーン。自信たっぷり。
28年前の「シャワードーム」方式が、
そのまま現在まで受け継がれている・・・
こんなことは、他の家電にはなかなか無いんとちゃうの?
ちなみに、このシャワードームを使ってお湯を注ぐ仕組み、
現在は「手出し風ドリップ方式」と呼ばれているそう。
喫茶店のマスターの手で淹れてもらった時と
同じ美味しさ!ちゅーことですか!
しかし!!!!
今度発売される後継モデルは、
まさか「28年前の機能そのまま」ってわけじゃないですよね?
「ええもちろん。少しずつ改良を重ねていってます。
人々のコーヒーに対する味の好みは、
確実に変化してきていますし」
コーヒー飲まない僕ではあるが、基本、家電や新製品など、
結構興味あるナウな人間。
しかもかなり長い歴史を持つ松下の新製品とくりゃ、
そりゃお湯も興味も湧きます。
ということで、新モデルについて詳しく教えて頂きます!!!
いきますかー!!!


 |