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では、盗難についてはどうか。ナショナル自転車工業(株)では、「ココセコム」対応のViViを開発した。セコム(株)のGPS端末を搭載すれば、電話、パソコン、携帯電話で位置情報を検索できる。ユーザーの要請でセコム(株)の緊急対処員が現場に急行するサービスや、適用期間内に盗難にあった場合はわずか300円の加入料で新車が購入できるサービスもある。盗難防止はもちろん、レンタル自転車業界からも、管理の効率が上がるということで高い関心が寄せられている。
対応車種は、デラックスViVi、エクセレントViVi、アルフィットViViだ。
盗難が防止できると、放置自転車が減るというメリットがある。
放置自転車問題は、豊かな社会だから生じる問題の側面を持ち、それゆえに解決がむずかしいのだが、放置された自転車の一部には盗まれた自転車が含まれていることを考えると、盗難の防止は放置自転車を減らせることにつながるわけだ。それゆえに駅周辺の環境保全にも有効である。
頭痛の種というほどでもないが、電動自転車に乗るには「充電」がつきものだ。ViViでは自治体・法人共同利用、マンション共同利用の計画がある。これが始まると、助かる人が多いに違いない。
EVでは、ViViのように電池を部屋まで持ち込んで充電するというわけにはいかず、マンションやアパートにお住まいの方は充電がほぼ不可能である。
日本EVクラブの会員の中には13階のマンションの部屋から下の駐車場までコードを伸ばして充電したというツワモノもいたが、だれでもできるわけではない。マンションの駐車場や市中の駐車場にコンセントが用意されていると、どこでもコンセント状態となり、EVも悠々と使える。ということで、日本EVクラブは「どこでもコンセント」をコンセプトに、2001年に全国縦断充電の旅を行なったのだった。
電気は、売電も買電も制限されている。さらにいえば大規模発電にも制限がある。やたら勝手に発電するのも、売るのも、買うのも許されない。
しかし、せめて電力会社とは別の企業でも電気を自由に売れるようになり、市中にプリペード型のコンセントが設置されると、いわゆる電化製品が市中で使える。公園のベンチにて電気釜でご飯を炊いて、電気コタツで暖を取り、TVをつけて、夜になったら電灯もつけて・・・。おっとこれではホームレスの助長になってしまうか。
それは別として、ViVi、リラクルカート、EV、携帯電話の充電や、電動工具、臨時の照明等、工事に使う道具類も、うるさいエンジン発電機がなくとも使え、便利で快適な市中生活が可能になる。
こうして「どこでもコンセント」で電気が自販機で買えるようになると、エンジン駆動の道具や製品が電気用に切り替わり、大気汚染も減少するに違いない。そして、これらの器具のうち、電池を持つものは、緊急の場合にはコンセントを使って逆に電気を電力会社に返すことができるようになる。先の燃料電池車発電所構想の拡大版である。
ViViやリラクルカート等の電気動力車の普及が、「どこでもコンセント」の普及につながると、大変に嬉しい。

欧州では、すべての国というわけではないが、市中に自転車道路が確保されている。といっても、歩道の脇を白線で区切っただけのものもあって、臨機応変である。日本に比べると、やはり自転車の生活化は進んでいるようだ。
ViViには、グローバル・モデルがある。また、USA ViViもある。さらに、モーターや電池をユニットとした輸出もある。
欧州や米国にViViやそのユニットが輸出され、そこでかの地の自転車文化に溶け込み、新しいモビリティとして、逆に日本に輸入されると、日本のViVi文化もより活性化することになるだろう。
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| ViViのモーターユニットが採用されているスイスのバイクテック社製電動自転車。(クリックすると拡大します) |
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| ユニークなスタイルは、日本の街でもきっと注目の的になるだろう。 |
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以上、「介護、くらし・健康、業務、環境、海外」というテーマに沿って、ナショナル自転車工業(株)とViViが拓く市場についてお伝えした。今後、街中で、旅先で、電動自転車に出会う機会も増えてくるだろう。この便利さ・楽しさは、乗った人にしかわからない。できるだけ多くの人に体験していただきたい。
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